内外拭漆

この塗り方を復活した郷原漆器の基本としています。まず、内外共に生漆を木地に十分染み込ませて木地固めをします。それを磨いてから、生漆を塗ってはすぐに拭き取って固化させる作業を7~8回繰り返しますと、茶褐色の木目の美しい郷原漆器が出来上がります。この技法を進化させて、生漆をクロメ(精製)た透漆(すきうるし)を用いて木目を生かした塗りの「木溜め(きだめ)」という塗りも手がけております。これは千家十職の塗師第十二代故中村宗哲先生の御指導によるものです。

クロメとは